伊藤哲也オフィシャルブログ - BLOG5 -

岐阜の長良川陸上競技会でのVS名古屋グランパスとのプレシーズンマッチは0対1で敗戦。お互いPKがあり結果的にそれを決めた方が勝った。観客も一万人弱ぐらい集まったみたいでJリーグらしい雰囲気の中での試合だった。全体的に互角だったがやはりJ1との選手のポテンシャルは少し差があったかな。グランパスも怪我人がたくさんいてベストメンバーではないけどこの内容には悲観する事は無く岐阜もこれからまだチームとして成長出来る。本番のリーグに入るとちょっとした判断の間違えやプレーのミスで失点すると厳しい。やはり粘り強い精神力やプレーが必要だ。今までのトレーニングマッチでも失点の場面がもったいない。攻撃はサイドは何回か崩せるようになったがもっとFWが起点になりボールがおさまらないとサッカーにはならない。FWには期待したい。中が駄目ならサイドを崩す。サイドを使うふりをして中から攻めるなど相手の嫌がる攻撃をしないとゴールはうまれないかな。もっと中央での崩しも必要と感じた。キャンプから今までは思った通り順調だよ。まだまだだけど急にチームは良くならないから。セットプレーでもチャンスがあったので磨きをかけていきたいね。サッカーではセットプレーでの得点が多くそれで取れるのは楽だし簡単だから。岐阜は前評判は最下位みたいだけど何とか見返してやりたいね。皆さんはどう思います？やってみないとわからないでしょう。

次の日はトヨタスポーツセンターでプレシーズンに出場していない選手で名古屋とトレーニングマッチをした。昨日の先発選手以外で行われたが3対0で完勝。本当にみんなが素晴らしく、スタッフにいいアピールをしてくた。どっちがJ1の選手かわからないぐらいだった。レギュラーが試合をした次の日にトレーニングマッチが入る事が多いがこの試合は前の日にサブで出場時間の短い選手や登録メンバーに入れない選手が試合勘やコンディションを維持する為本当に重要である。ここでしっかりする事がチームにも選手にも大切なので続けて行きたいね。
二日間で岐阜対名古屋のゲームはトータルで3対1の勝ちとしておこう。

宮崎キャンプ終了。このキャンプはトレーニングマッチをする事をメインに行われた。トータル六試合を行い2勝1分け3敗だった。Jリーグのチームの3試合は1点差ですべて負けたが内容は悪くなくちょっとしたミスでの失点なので改善出来るだろう。多くのメンバーが加入してお互いの特長を掴む事が大切でキャンプをしてみんなで寝泊まりし生活する事によってまとまりが生まれてくる。その中でチームワークやチーム戦術を高めていければこの宮崎キャンプの狙いだったと思う。とくに大きな怪我人も出ずここまで来ているのは俺の中では順調かな。J2のチームとのゲームや他のチームとのゲームを偵察して思ったのはやはりJ1のチームではしっかり繋ぎ組み立てをするがJ2はFWに早くあてて素早く攻撃するチームが多くチームの目指しているサッカーのレベルが低く感じた。しかしそれがJ2の戦い方でそれを理解した上で戦わなければならない。だいたいJ2リーグのチームの狙いが見えて来たので選手に還元していきたい。選手はとても頑張っていていいチームになって来たけど他のチームとの違いはトレーニングや試合前のアップなどの雰囲気が足りないかな。これから選手が肌で感じ作っていく事に期待しよう。なんていったって岐阜もJリーグだから。今度の名古屋グランパスとのプレシーズンマッチは楽しみだね。何たって岐阜で岐阜のチームが初めてJリーグのチームと試合をする日だからね。是非皆さんも歴史的な日を見に来て下さい。

ファン交流会が行われた。その前にサッカー教室がありその子供達と一緒に来ていた指導者や親御さん達と交流会の為に来場したファンでサイン会や写真撮影など触れ合い多くの人に応援されていると改めて思ったよ。コーチの俺にも暖かいメッセージをくれてその人達の為にも頑張らないとね。これから水戸とのトレーニングマッチや宮崎キャンプでチームを固めていくので楽しみだよ。今現在で誰もレギュラーは決まっていないし、監督のやろうとしているシステムや戦術、選手の組み合わせを見ながら決めていくので選手がどれだけアピールするかだね。寒い中ファン交流会に集まってくれた皆さん有難うございました。

岐阜に雪が積もった。俺が初めてFC岐阜に来た三年前の十二月に大雪が降って以来だ。お陰で長野パルセイロとのトレーニングマッチは中止になってしまった。そしてトレーニングは300Mを12本した。1本だけ選手と走ったがまだついていけた。今の所大きな怪我人もいなく順調かな。久しぶりに海野にあったし、マリノスやベガルタ仙台にいた丸山君がいてびっくりしたけど来年は是非JFLに昇格してほしいね。俺も地域リーグを経験しているから大変なのは分かっているから彼らの頑張りを期待し応援しようかな。